私にとってのVEGAS2009のビッグイベントは、なんと言っても平尾さんのPMP殿堂（PMP HALL OF FAME 2009）入りである。
　日本人初めて、というよりも海外から最初のフェイマーが誕生したのだ。おめでとうと言う以上に、よくもここまで努力してくれたものと感謝の念でいっぱいだ。
　私に言わせれば平尾さんが居られなければ、いま眼にするような日本のPCO業はなかっただろう。PCOのコンサルタント業を立ち上げ、協会では長らく海外部門を担当し、FAOPMAやCEPAを通じての活動は、とても余人にはできない大仕事だったに違いない。
　今年度のフェイマーは氏を含む4名だった。ペストマネジメントマガジン社から、友人20人を招待したい知らせがあり、筆者の名も登録したのでと彼からメールを貰っていた。9月に招待状（RSVPつきのブラック・タイ・イベントへのご招待なるメール）が届いた。
　授賞式は大会前日の25日夕刻、ラスベガス大通りが出来る前に建てられたという、地元随一の由緒あるホテル“The Orleans Hotel & Casino”のパーティー会場で執り行われた。
　授賞理由に続くフェイマーたちの業績紹介ビデオに続き、受賞者それぞれが演壇に立ち記念スピーチをした。次いで、いままでのフェイマーやNPMAの長老らおよそ100人が集う、盛大なカクテルパーティと晩餐会を楽しんだのである。平尾さんの堂々とした姿に奥様も嬉しそうでしたよ。
　鵬図商事から芝生さん、添野さん、服部さん、田浦さんそれに筆者の5人がお祝いに駆けつけた。何はともあれ、平尾さんに心からおめでとうと申し上げます。（龍）